任意波形発生器
標準的な正弦波や周期信号だけでは、現代の複雑な測定課題を解決するには不十分なことがあります。 AWGの最大の魅力は、信号の形状をサンプル単位で、完全に自由に定義できる点にあります。周波数特性や時間特性を、目的のデバイスに合わせて作成することで、理想的なレスポンスを引き出すことができるのです。
これは、量子状態の操作において高レベルの忠実度を追求する研究や、ノイズや不完全さを含む「現実世界の過酷な信号」を再現してデバイスをテストする電気工学の分野で、今や欠かすことのできない技術となっています。
Zurich InstrumentsのSHFSG信号発生器の特長として、周波数と位相を正確に制御した高純度信号を合成できます。SHFSG信号発生器は、ダブルスーパーヘテロダイン周波数変換方式に基づき、8.5 GHzまでのパルス信号を直接生成するAWGの機能を備えています。SHFQC 量子ビットコントローラは、信号発生器と読み 出しの両方の機能を持ち、超伝導量子ビットのカスタマイズされた測定ソリューションを実現します。 HDAWG任意波形発生器は、大容量の波形メモリを持ち、現実的な実験条件を一度で多くの実験条件を再現することができます。またパルス信号の発生と測定を1台に集約したUHFLIロックインアンプにはUHF-AWGアップグレードオプションが用意されています。
機能
Zurich InstrumentsのAWGは、LabOne®AWGシーケンサプログラミング言語により、直感的なプログラミングが可能です。波形形状定義とシーケンス命令を、読みやすい一つのプログラムにまとめることが可能です。LabOneにより、ループ、分岐、そしてリアルタイムでダイナミックに信号を制御するための高度なシーケンス機能を自在に実行可能です。

AWGエンベロープ信号は、発振器の信号とデジタル的に掛け合わせることができ、正弦波のキャリア信号を扱う際にサンプリングレートによる制限をうけません。またキャリア位相のリアルタイム制御により、位相がダイナミックに変化する場合でも、デジタル変調により波形エンベロープの再利用やメモリの最適化が可能です。HDAWGのリアルタイムプリコンペンセーション機能を使うと、例えば、信号経路のミスマッチを考慮し、正確に意図した信号をサンプルに印加することを可能にします。
SHFSGとHDAWGでは、自動同期とスケーラブルなソフトウェアアーキテクチャにより、100以上のチャンネル数まで拡張できるように設計されています。低遅延のシーケンス分岐機能との組み合わせにより、大規模な量子コンピューティングに最適な製品群です。










